Ask the Expertブースで聞いてみたIstio @ Google Next ’18 in Tokyo


Published on September 24, 2018

こんばんは。 今回は、前回のIstio記事の構成について思っていた疑問点を、GoogleNextにせっかく参加したので聞いてみましたという記事です。

前回構成の疑問点

前回の構成図は下記のようなものでした。

istio blog 1

これにて一見落着っぽいのですが、 ふと「あれ、これマルチクラスタとかできないのでは?」

Regional IPをそのまま istio-ingressgatewayのserviceに紐づけてしまったので、 Istioを使うためにはマルチクラスタ構成ができないのか…?GCLB使いたいときは…?

これが疑問点でした。

The Expert Response

Ask the Expertブースにはかの有名なイアン氏がいたので(日本語ペラペラ)、聞いてみました。 Istioはあまり把握していないとのことだったのですが、 「istio-ingressgatewayもserviceなのだから、LoadBalancerIPでexposeするのでなく、NodePortで公開してしまって、GCLBからはGKEのinstance groupに対してトラフィックを流せばいいのでは?」とのこと。 ズバリ下記構成です(podは省略)。

stio blog 2 580x354

た、たしかに。 Istioの公式にも、istio-ingressgatewayをそのまま公開すべし、といった話はなく、NodePort使う場合には?みたいな説明もありました。 https://istio.io/docs/tasks/traffic-management/ingress/#determining-the-ingress-ip-and-ports-when-using-a-node-port

まだ試してませんが、こうすればGlobal IPも使えるし、マルチクラスタもできそうです。 どのみち既存構成からダウンタイムなしでIstio化することはなかなか難しそうではありますが。

ただ、GKEをそこそこ長く運用してきてわかったことの一つに、障害頻度としてはGCLB > GKEという問題があります。 そして世界中からの分散トラフィックがくる状況下になければ、マルチクラスタする旨みもどうなんだろう感。 悩ましいですね!以上です。

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