フランスの就活事情


さて今回は、同じチームの歳が近い同僚やら、友達になった大学生などから聞いた話をまとめてみます。フランスの就活事情もなかなか楽ではないようで。

38社に履歴書送るのが平均

フランスでは、学位の最後に半年のインターンを課され、それをこなして卒業が認められるとか。その卒業要件のインターンで、うまく会社のポストが空いていてかつ当学生が認められればそのまま就職ということも可能。が、それはあまり多くない。

通常はそのインターンが終了してから卒業し、各社にCVを送って面接を受けまくる。その応募に関しては、インターンから正社員採用を狙うコースもあれば、始めから正社員で採用がなされる場合もあるとか。しかしながら、正社員をクビにしにくい法制度が整っており、ポストがあまり空かない様子。
ある程度回復した出生率と縮小する市場、さらに雇用の流動性がそこまでないとなると、厳しい闘いが想定される。

労働市場に加え、経済状況も芳しくはない

若年層失業率は25%程度とのことで、スペインなどに比べれば遥かにマシではあるものの、若者に限れば4人に1人は無職。GDP成長率は年々降下しており、そろそろ年成長率がマイナスに降れるようで、フランス人にフランス経済のことを聞いて前向きな返事はそんなに返ってこない。

普通の大学はタダ同然、しかし…

大学の授業料は年に2−3万円程度、ほとんど無料に近い値段で通うことができるとか。しかしながら、普通の大学卒では仕事が見つからないことも多い。また、そもそもグランゼコール卒しか採用しない企業も数多くあるとか。
グランゼコールとは、官僚やスペシャリストを養成するために作られた官制の大学(だったはず)。授業料は年間数百万。グランゼコールorNotが人生の別れ目になっていると、つと感じる。

仕事が見つからない間はどうするの?

失業した場合の手当(住宅補助他)がパリ市から手厚く受けられるので、30歳くらいまで仕事が見つからなくてもどうにかはなる。また、大抵のフランス人は実家のお世話になりつつ仕事を探すらしい。金曜に洗濯物抱えて実家に帰って、日曜に帰ってくるっていうのは学生を中心によくやっていて、家族仲は全般的にとてもいい。
こういうところがセーフティネットとして働いているので、どうにかなっているとも言えるのかも。

以上、フランス人の就活事情でした。
自分もそろそろ就活しないと。

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