近況所感及び1年の計


自分の中で恒例になりつつある元旦の計。今回は自分の近況および所感についてまとめてみたいと思います。

議題1:どこで働くか

インターン始まってすぐの頃に記事を書きましたが、あれから5ヶ月。僕のプロジェクトで開発した機能を含むソフトウェア全体の公開テストにてユーザーにプレゼンしたり、フランス語でテレカンやら共同開発したり、日本人の先輩に海外で働くことについての所感を尋ねたりなど、いろいろありました。

海外で働くとどういう現実を考慮する必要が出てくるか?

・年功序列ではないので最初の給料が高いーしかし昇給は実力次第
・数年単位での契約更改制なのでクビになりやすい。失業、転職が身近。
・ 残業は少ない。バカンスも取れる。
・ 言語の問題はやはりつきまとう。どれだけ流暢になっても、仕事中のランチや文化的な違いなど、一筋縄ではいかないだろう。あと、ボキャが少ない言語に浸ってると思考力の程度が落ちる。
・ 日本でキャリアが続けられない?実力が会社問わず評価されやすい業界や前職の企業のネームバリューが重要でなければ大丈夫か?
・ 出世しにくい。マネジメントに進むのであれば、現地語で、多国籍のやんちゃな人々をまとめあげて、結果を出す力が求められる。日本人には難しいタスクとされる。一方で技術路線であれば問題は改善される?

・ 友人にはそうそう会えない。これは日本でも地方勤務なら同じこと。しかし新しい人間関係を仕事以外の場所で構築するのは簡単じゃない。
・ 家族の問題に対処できない。何かあった時に手遅れになる。介護は絶望的。
・ 結婚どうしよう。どこの国で何国籍の人?
・ 家庭を作るとなると、税金などの負担が永住権なしだとキツいかも。さらに子供の教育が難しい。現地の日本人学校なのか、現地のノーマルな学校なのか。家で何語を話すのか、など。
・ 情報のキャッチアップが遅くなる。普段からネットニュースが中心ではあっても、本が読みたい人間には辛い。電子書籍や電子新聞を考えれば以前より遥かに利用可能性は上がっているが、本屋での一冊との出会いの機会はない。また、人間関係がどうしても狭まるため、友人経由の興味深い話、コネクションなどが得られない。

こんなところでしょうか。個人的には、日本でこの先数十年ハッピーに働けるか非常に懐疑的に思っている部分があるので、両者を十分に検討する必要があるだろうか。日本企業からの駐在派遣ができると一番美味しいのだろうか。

議題2:人生どうするか

議題1とは違ってふんわりとした話、印象をまとめます。日本に居た時はがむしゃらに頑張り続けて来たつもりですが、そこには明確な長期目的がいつも失われていたように思います。まあ大学生がこの先10年を見据えて動くべきかというとそれも微妙ですが。
で重要なのは、ここに来てちょっとのんびりする時間が増えて、思ったこと。

『ぼけぼけしてたら、すぐ死んじゃう』

ということに気づきました。

自分もいつの間にか齢25、同世代では一番遅くまで学生やってる部類です。26で社会人1年目。社会人最初の3年くらいは仕事に集中したい。結婚した場合はそこから2年くらいはちゃんと家庭に時間を割きたい。子供ができたら少なくとも5年は他の事にあまり時間を使いたくない。素敵な女性と会ったと仮定してこれをダイレクトに繋げたとしても、もう36歳です。2025年。人生70年なら折り返し。その後はもっと早く過ぎて行くことでしょう。

さらにインターンの身分ではあれどもフルタイムで働いてみて、学生の時分と比べまあ時間のないこと。平日は夜8時には帰れて土日は完全休みという超絶ホワイトですが、それでもすぐに一ヶ月が終わってしまう。日本で働いたならいわんや。

ということで長期目的が立ちました。『今際の際に後悔しないこと』です。僕は考え事をするのが好きなので、物を考えられなくなるという意味で死はものすごく怖い。「ああそろそろ死にそう。まあでもちゃんといろいろやったし、もういいか。おやすみ」と思いたい。後悔しそうなリストは
1、結婚しない(できない)、子供作らない、家庭をないがしろにしない(子供や孫に看取られたい)
2、ちゃんと遊ばない、人生を使い尽くさないでだらだらする
3、仕事に集中しすぎて人生をないがしろにする
くらいか。これに付随してお金はたくさん稼ぐ必要があります。これらを全うするにはいい仕事を出来るように頑張る必要があります。結果、もっと技術的・人間的に成長する必要があります。

日本に居たときに見えなかったのは、「一体何のために頑張るのか?」ということ。自分の成長のため、それは大いに結構。しかし成長が自己目的化しては面白くない。突き詰めれば、頑張って仕事して、できるだけ自由時間を作って、友人や家族と楽しい時間を過ごすことに自分の人生を費やしたい気がします。しかしそのための努力、いい仕事をしていく心構えは常にセット。趣味ももちろんセット。仕事と人生は両輪。ここに仕事の云々は記載しなかったが、重要度は等価です。日本に居た時は仕事こそが至上な価値観に浸って居た気がします。

議題3:直近で何を頑張るか

 以上の二つの議題をふまえて、ようやく今年の計に至りました。
・ 外国語のレベルを洗練する。仕事で用が足せるレベルでは足りないし、そのレベルだと苦労する。圧倒的にボキャ貧かつ表現力が貧相。英語を中心、しかし帰国後にフランス語も維持よりは向上を目指し、可能であれば中国語も再開したい。
・ 技術レベルを洗練する。技術者を目指すなら、作りたいものを作れるようになるだけの技術が必要。具体的な成果物を求めていきたい。
・ 遊ぶ。最後の学生1年間、ダイビングの免許取得など、やり残した事を無くす。
・ 勉強する。特に政治経済文化芸術。理系ばかりでは人生が貧しい。
・ 身体を鍛える。貧弱な肉体では残りの人生を楽しめない。同時に無理は控える。
・ 趣味を2つくらい。続けられそうで、ノンバーバルなもの。

意識ばかりが空回りしていた昔と比べれば、芯のある人生観になってきたような気がする。
それでは本年も気合い入れて頑張ります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする